ネイルの持ちを良くするには

こんにちは。

初めましての方もそうでない方もNail Atelier PERIDOTのブログをご覧頂きありがとうございます。

今回の記事は実際にサロンでもよく質問されるネイルのもちに関する事を発信したいと思います。

ネイルを習い、サロン勤務を経て独立し、それまでに培った知識や、自分なりの見解、またお客様が体験した経験などを元に記していきたいと思います。

これからジェルネイルをされたい方、現在ジェルネイルをしていてお悩みがある方に、何か一つでもお役に立つ情報があれば幸いです。

ジェルネイルのもち期間

一般的によく言われている、ネイルのもち期間は大体3週間〜4週間です。

当店では2週間〜4週間で付け替えをお勧めております。

なぜ、1週間ほど早く設定しているのか。

それはお客様それぞれお爪や生活環境が違うのでカウンセリングし、その方にあった期間をお伝えさせていただいております。

元々お爪が強い方もいれば、弱い方もいらっしゃいます。

また、生活環境や、手を使う頻度によっても大きく変わってきます。

余談ですが、ジェルネイルにもさまざまなメーカーやブランドがあります。

個人差はございますが、お客様と各ジェル自体の相性もあるのは事実です。

もし、このブログを読みどれにも当てはまる覚えがない方は担当のネイリスト様にご相談頂くのもいいかもしれません。

ところで、もちがよければそれだけ長くつけていられるのか?

答えはNOです。

爪は1日約0.1㎜、1ヶ月で34㎜伸びます。

余談ですが、夏と冬だと夏の方が伸びる速度が速いです。

ネイルを施したお爪は段々上へと上がっていき、根本に隙間が出てきます。

また、お爪が伸びる事によって重心が上へ行く事で亀裂や折れる原因にも繋がります。

つい引っ掛けてしまう事で折れるのはもちろん、自爪自体が剥がれてしまうケガをする恐れもあります。

そうならない為にも定期的なメンテナンスや、セルフケアをご紹介しますので、是非試してみてください。

 

持ちが悪くなる原因や生活環境

次はネイルのもちが悪くなる原因や生活環境

についてです。

ネイルが浮くのにはさまざまな原因があります。

主に油分、水分、衝撃です。

また、手遊びや無意識の癖、普段の手や指先の使い方です。

無意識の時に爪を触ったり、押したりしてないですか?

また、遺伝的なものもありますが、基本的にまっすぐ生えているのに一本だけ下に向いて生えている。なんていうお爪はないですか?

こういった場合は下へ向いてる指に何かしらの影響がかかっている証拠ですので、普段の生活で少し指先を気にしてみてください。

意識する事で、発見し改善できる事があるかもしれません。

健康的な爪は油分、水分のバランスがよくトラブルが起きにくく、もちもいいです。

しかし、乾燥したり、爪の水分量が高くなる事によりバランスが崩れ、それと同時に浮いてきたり、折れやすい状態になります。

現在6月上旬ですが、5月頃から気候も暖かくなり、紫外線の影響もあって乾燥しやすいです。

ハンドクリームは冬しか塗らない方も多いかもしれませんが、年中塗って頂く事をお勧めします。

当店ではハンドクリームを塗ってしっかりケアをする事でネイルのもちが1週間も良くなる方がいらっしゃいます。

塗るのと塗らないのでこんなにも違うものなんだと凄く驚いたのを今でも覚えています。

また、保湿をする事で手荒れも防ぎネイルをより引き立たせてくれるお肌へ導いてくれます。

手のシワやくすみの改善にもなります。そう考えるとお顔と同じですね!

紫外線による日焼けも保湿する事で新陳代謝を促し、潤う事で肌が白く明るく見えます。

ハンドクリームのベタベタや、クリーム特有の塗った感覚が苦手な方にとっておきの塗り方をお伝えします!

クリームを手の甲に出し、手の甲同士で伸ばす。または、クリームを塗った後に手のひらだけティッシュオフ。

これだけです!

手のひらに塗らないだけでスマホや、何か物を触る時のストレスが軽減され、尚且つ手の甲、指表面は保湿されます。

是非習慣化してふわふわスベスベのお肌をキープしましょう!

水仕事が多かったり、ビニール手袋をずっとしていて蒸れた状態が続いたり、お湯に浸けている時間が長いなど、これらも浮く原因の一つです。

仕事や家事、入浴などは生活に必要不可欠なので無くすことはできませんが、知識として知っておくのも今後浮きが早かったり、いつもと違うなと感じた時に思い返してみてください。

 

生活する上での注意点

意外と隠れているネイルの天敵

シールを剥がす動作、これは爪でカリカリしてしまいがちです。

缶のプルタブを開ける動作、これもついつい普段通りに開けてしまいますね。

この2つは何か道具を使うなどして爪をなるべく使わない方法が好ましいです。

包丁やピーラーを使う時もつい傷がついてしまう事があります。ネイルがある事で自爪まで切るのを防げたと言うのをよく耳にしますが、ネイルでケガが防げたのだと思うと少し嬉しくなります。

また、思わず壁など扉に突いてしまった時や重たいものを持った時、

段ボールを扱う時や、紙類を触る時も乾燥しやすく、乾燥により亀裂がはいりやすいです。特に段ボールは爪で開けないように気をつけてくださいね。

お爪周りの手荒れから自爪自体が損傷して生えてきたりする事もあります。

洗い物はゴム手袋をする事が本当にオススメです!

私自身も以前はゴム手袋をせずに洗い物をしてましたが赤切れになったり、常にカサついていたり、突っ張る感覚がありました。

ゴム手袋をする事で手荒れは本当にしなくなりました。

使い始めは食器が洗えているか、洗剤はしっかり流せているか不安でしたが、慣れれば苦にならないので習慣化してみてください。

 

セルフケア

これまでにご紹介したケアや注意点意外でお伝えしたいケア方法です。

ネイルがのびのびだけど、付け替えまでに少し期間が空いてしまう場合

折れるかもしれなくて、少し短くしときたいと思う時はございますか?

この時絶対に使って欲しくないのが爪切りです。手間と時間が爪切りに比べると、どうしてもかかってしまうのですがヤスリをお使いください。

ヤスリの目の荒さで、オススメなのは180グリットです。当店ではサンディングの際に使用している荒さで、自爪を削るのに適した荒さが180グリットです。

また、亀裂が入ったり、ネイルが浮いてしまいパカパカしてしまう時は絆創膏やテーピングで引っかかりを防いでください。

また、これらを使う時に少し注意していただきたいのが、粘着力です。シール部分がジェルネイル部分にピタッとしっかり引っ付いてしまうので、取り外す時に一緒に持っていかれないよう気をつけてください。

次は、お爪周りの皮膚や爪の側面にたまに出てくる引っ張ると痛い小爪です。

ジェルネイルをしているとジェルが硬いのでジェルネイルが当たる部分の皮膚がカチカチになってしまいます。これも放置してしまうとパックリ割れの原因に繋がりますのでヤスリなどで硬い部分だけ削ったり、保湿したりして乾燥を防ぎましょう。

小爪は一度気になると、ずっと気になる存在になりますが、絆創膏などを巻いて保護してなるべく引っ張って取らないようにしましょう。

引っ張って取り損傷した際、お爪周りの化膿が酷いと、感染症などの観点からネイル自体をお断りする可能性があります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

何気なくしている事や環境で、変わる事がこんなにあると思わないですよね

しかし、もちを気にしすぎて生活すると、何の為にネイルを楽しんでいるのかわからなくなってきてしまうし、逆にストレスにもなってしまいます。

ご自身の気をつけられる範囲でこれからもネイルで気分を上げて楽しいネイルライフをお過ごしください。

このブログでは、ネイルを通して様々なネイルに関する情報や豆知識などを発信していけたらと思っております。

ブログを更新していくにあたり、ブログに関して何か思う事もあるかもしれませんが一個人が発信しているブログですので広い心でお読み頂ければと思います。

また、自分の生活に癒しや趣味として楽しみの1つにしてみたいと思ってくだされば大変嬉しく思います。

今日も、明日も皆様にとって穏やかな良い一日でありますように。。。